親の介護が深刻化するにつれ、余裕が本当になくなった。 毎日毎日、一生懸命やっても日々生き抜くだけで精一杯。
あれもこれもたった1人でやらなきゃいけない。 やればやるほど、悲しいくらいに自分の時間がなくなる。 夢や希望は一体どこへ吹っ飛んでしまったんだろうか?
そんなとき、この一節が清水のように心にしみた。
【1日にすることは、 (1) 人のため (2) 明日のため の2つでいいのです。】(107ページ)
よくよく考えると、目先のことしかしていなかった。 だから、ますます苦しくなっていたんだ。 気づいたら、急に何だか気持ちが楽になった。 今日からは、この2つがクリアーされたら良しとしよう。
たったひと言で、救われるというのを実感しました。