マイ書評
銀河さん(No.0709)の
『あせらず、止まらず、退かず。』(ダイヤモンド社)書評
(2007年7月2日)

親の介護が深刻化するにつれ、余裕が本当になくなった。
毎日毎日、一生懸命やっても日々生き抜くだけで精一杯。

あれもこれもたった1人でやらなきゃいけない。
やればやるほど、悲しいくらいに自分の時間がなくなる。
夢や希望は一体どこへ吹っ飛んでしまったんだろうか?

そんなとき、この一節が清水のように心にしみた。

【1日にすることは、
(1) 人のため
(2) 明日のため
の2つでいいのです。】(107ページ)

よくよく考えると、目先のことしかしていなかった。
だから、ますます苦しくなっていたんだ。
気づいたら、急に何だか気持ちが楽になった。
今日からは、この2つがクリアーされたら良しとしよう。

たったひと言で、救われるというのを実感しました。