マイ書評
あきなさんの
『断られた人が、夢を実現する。』(中谷彰宏事務所)書評
(2009年1月22日)

テーマは、自立。

はじめは、ターゲットが「ビギナー返り」している印象でした。
スルッとして、読み応えがドンとこないうちに、
終わってしまったからです。

懸け離れたトップになると、
スタートライン上の人にどう説明するか、わかりにくいのかな。
子供に何かを教える場面でも、当たる現象のように。
時代の変化も加わっているし。

あまり薄めず、ありのまま具体的体験を書いていただくほうが、
個人レベルで解凍しながら読めていいのでは。
そんな風にも感じながら、いったん本を閉じました。

カバーの虹との対話が始まりました。
あ、この本に「断られた」。

【子鳥が初めて巣から飛ぶ時も、
親に押されて、1回落下しながら飛んでいきます。】
(26ページ)

また読者気分で、ラクに甘えていました。
こちらが固めながら読まなければいけなかったのです。

立場や成長段階、読み取る力量などの自由なセットが、
無限に内蔵されていそうです。
実践の対象を具体的にあてはめながら、
また事あるごとに進化して、大切に読めますよう自分。

自立は、常に何度もし直していくものだと、立ち直れました。