リストラされる人と、みずからリストラする人に分かれる。
それは、「リストラされる人」と「リストラされずに残る人」ではない。
リストラとは、クビでも転職でもなく、「サラリーマンが、自立する」こと。
自立は、独立ではない。
ここでは、自ら先にリストラする方法を教えている。
「会社がリストラして、21世紀型の社会に生まれ変わろう」としているのに、
あい変わらず、20世紀型の能力しか持っていなかったら、クビになる。
40代のリストラは、10人のうち7人が会社からされた人で、残りの3人は自分リストラ。
20代では、それが逆になる。
「やり方を変えることで、結果を変えよう」
「手段を先に考えるから、目的が下がってしまう」
「成功者は、意外に夢を持っていない」
「壁は、決して行き止まりではない」
「始める前に、きちんと終わらせよう」……。
目次を読んでいるだけでもだいたいわかる。
「リストラとは、」ではじまる目次がいくつかある。
並べてみよう。
下だけ書くと、
「『NEVER UPSET』だ」
「価値観を広げることだ」
「『悪魔のサイクル』から抜け出すことだ」
「洗脳するのではない。洗脳から解き放たれることだ」
「青春時代にしたことに、再挑戦することだ」
「リストラはダイエットと同じ。ガマンでは成功しない」……。
「数字では豊かになれない」
数字を目標にしたら、豊かになれない。
いい例が中流の金持ち。
もっとお金を増やそうと思うから、生活を切り詰める。
豊かさは味わえないのだ。
ビジネスはブランド。
ブランドをつくるなら、数値化できない評判をつくることだ。
管理職も、自分リストラが必要なのでは。
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