【不幸せを取り除いても、幸せにはなれない。】
幸せになるために、誰もがなんとか「不幸せのタネ」を取り除こうとしています。
でも、不幸せのタネを取り除いても、幸せにはなれません。
幸せになるためには、「幸せのタネ」を植えることです。
「こうしてほしい」「ああしてほしい」と言うことは、
全部が不幸せのタネを取り除く要望です。
それを全部取り除いても、幸せではありません。
逆に不幸せのタネがたくさんあっても、幸せのタネがうまく成長すれば、
それでハッピーになれるのです。
マイナスをゼロにしても、ハッピーになりません。
マイナスがいくらあっても、プラスがあったらハッピーになれるのです。
不幸のタネもハッピーのタネも、世の中にはたくさんあります。
不幸のタネをつまんでも、次から次へと出てきます。
そのたびに不幸のタネをなくすことにエネルギーを注いでも、
そのうちに、人生は終わってしまいます。
モテる女性は、欠点がないわけではありません。
欠点を上回る魅力を備えているのです。
それは、とてつもない魅力である必要はありません。
ちょっとみんなと違うところ、たとえば気持ちのいい笑顔があるだけで、
ほかは欠点だらけでも補えます。
男性は、全体のうちの部分しか見ていません。
部分が勝負なのです。
どんなに欠点があっても、関係ありません。
一点勝負にかけていいのです。
今、モテないのは、マイナス点を補う努力が足りないのではなく、
プラスの魅力をつくる努力が足りないのです。
【不幸せを取り除くより、幸せのタネをまこう。】
(「まえがき」から)
まえがき 【不幸せを取り除いても、幸せにはなれない。】
●第1章 心のオアシスは、身近にある。
●第2章 君の中にいる、きれいな君と仲よくなろう。
●第3章 傷つくことは、自分磨きだ。
あとがき 【門のない公園のような女性になろう。】
(「目次」から) |