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●恋愛論・人生論

ハッピーな女性の「恋愛力」

Amazon.co.jpで購入
著者 中谷彰宏
出版社 主婦の友社
価格 1200円+税
発行年月日 2004年4月20日
商品コード ISBN4-07-242269-X

解説文

【「逢いたい」と言われた時、理由を聞かない。】

女性のリアクションで一番困るのは、「なんで?」と言われることです。

メールや電話で、「逢いたいね」と男性の側から言った時です。

別に悪意があって言っているのではありません。

本人は普通の返事だと思っているのです。

でも、「なんで?」と言われた側は、あまり逢いたくないのかなと
心配になってしまいます。

それは、「好きだよ」と言った時に「どこが?」と聞かれるのと同じです。

好意を持っていない相手だったら、「なんで?」と言ってもかまいません。

でも好意を持っている相手に、「なんで?」と聞き返して、
チャンスを逃していることがあるのです。

そして、そのことに、本人は気がついていません。

「なんで?」と聞かれて、理由を説明できる場合と、説明しにくい場合があります。

ただ、なんとなく逢いたいではダメなのかなと思ってしまいます。

恋愛の始まりは、理由なんてよくわからないのです。

なんとなく逢いたいのです。

なんとなく逢いたいと思うか、なんとなく逢いたいと思わないか、
どっちしかないのです。

でも「なんとなく」というのは、悪い意味ではなくて、本当は、
その微妙な感じがいいところなのです。

直接顔を見ながらなら、すごくうれしそうな顔をして、
「なんで?」という返事ができます。

ところが、メールは言葉だけが存在するので、相手の表情はわかりません。

そこがメールの難しいところです。

顔を見ながらなら、「なんで急に?」とか「どうして?」と
ニコニコ笑いながらできる返事が、
無表情に送り返されてしまうことに本人は気づいていません。

それに対して、「じゃ、いいや」とリアクションをすると、
なんでこの人は怒ってしまったのだろうと誤解します。

すれ違いのもとになってしまいます。

でも、そのすれ違いの原因をつくっているのは、
実は自分だということに気づいていないのです。

双方に悪意はないのに、流れを途切れさせているのは、
相手ではなく、実は自分なのです。

【「なんで?」と聞くことで、恋をつぶしてしまう。】

(「まえがき」から)

 まえがき 「逢いたい」と言われた時、理由を聞かない。

●第1章 恋愛に強い人は、幸せに強い人だ。

●第2章 前を向いていると、うまくいく。

●第3章 恋愛は、痛気持ちいい。

 あとがき 花を散らせることを恐れると、恋は実らない。

(「目次」から)

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