【この本は、3人のために書きました】
(1)オーラをつけて仕事で成功したい女性。
(2)オーラをつけて恋愛で成功したい女性。
(3)オーラのある女性とつき合いたい男性。
【着物でバッティングセンターに通う志保ママ。】
「オシャレなお店に行こう」と誘われた時に
「今日はそんなにオシャレなカッコしていないからダメ」と
しり込みして断っていませんか。
それを言われると、どこへも誘えなくなってしまいます。
ふたご屋のママのますい志保さんは、仕事帰りに着物で
バッティングセンターに行きます。
最初は全然打てませんでした。
着物姿にヘルメットをかぶります。
草履では鼻緒が切れるから運動靴を持っていきます。
着物は背中に帯をしょっているから腰が回転できないし、
たもとはブラブラするし、むずかしいです。
昔のバッティングセンターは、ボールがだいたいストライクに来ました。
今はボールもカーブもシンカーも全部あります。
アウトコースへ流れる球やアウトコースいっぱいのボールを打とうとすると、
ベースに近くたたなければなりません。
そうすると、デッドボールの可能性があります。
性格的に前へ前へ行く人だから、ついにデッドボールに当たって倒れました。
救急車で来た隊員さんに、「なんでこんなところに迷い込んだのですか」と言われたそうです。
隊員さんは、まさか打ちに来たとは思わなかったのです。
それでも「大丈夫です」と言って、隊員さんが帰ったあとも続けて打ったそうです。
オーラ・ウーマンは、服装にこだわるところとこだわらないところと
両方持っているのです。
ドンマイちゃんは、自分の職業の服装にこだわりがありません。
かといって、やることに対してふさわしくない服装だった時に、
「今日はそんな服装じゃないから」と、しり込みをします。
服装に制限を受けると、突発的なチャンスにめぐり合った時に、
つかめないのです。
チャンスはいつめぐってくるかわかりません。
チャンスをつかもうと思っている人は、
いつチャンスがめぐってきてもいいような服装をしています。
たとえそのチャンスにふさわしくない服装でも、すぐ動けます。
お通夜と告別式の違いのようなものです。
お通夜はどんなカッコで行ってもいいです。
いつお通夜があるか予測できないのと同じように、
いつチャンスが来るかはわからないのです。
【チャンスが来たら、そぐわない服装でも、やってしまおう。】
(「まえがき」から)
まえがき 着物でバッティングセンターに通う志保ママ。
第1章 オーラは、人に自分をゆだねると出る。
第2章 オーラは、いいところを見つけようとする力だ。
第3章 オーラは、想像力を働かせるともっと出る。
あとがき 初めてのことにトライしていると、シワがなくなる。 |