「ケンカをしちゃいけません」なんて、世界では教えません。
「負けちゃいけません」と教えます。
「してはいけない」と言ったら、
いつまでたっても強くなれませんし、勝ち方がわかりません。
何度も負けたりしながら勝つコツをつかんでいくものです。
夫婦ゲンカ、兄弟ゲンカ、親子ゲンカ、ビジネス用の競合プレゼン、
交渉事、街でからまれた、オヤジ狩りにあったなど、キリがありません。
学校では、「ケンカしちゃいけません」と教えます。
大阪では「ケンカに負けちゃいけません」と教えます。
これがグローバルスタンダードです。
勝負事をすべて否定したり、
「ほかの人と差をつけるなんて不公平だ」、
「中谷彰宏はケンカをすすめるのか、暴力的だ」と思うのは、勘違いです。
ケンカは悪いことばかりではないのです。
(この本から)
第1章●ケンカの仕方を学ぼう。
第2章●ケンカがなくなると、いじめが生まれる。
第3章●ケンカの基本は、
(1)病院に入らない、
(2)刑務所に入らない。
第4章●自分より強い人に、ケンカを挑もう。
第5章●仲直りできないときは、ケンカをしない。
第6章●ケンカが終わってから、勝負が始まる。
(「目次」から) |