under.gif


●ビジネス

携帯で声の大きくなる男 デート中にメールを打つ女

Amazon.co.jpで購入
著者 中谷彰宏
出版社 ダイヤモンド社
価格 1400円+税
発行年月日 2001年7月5日
商品コード ISBN4-478-70226-8

解説文

【人と別れた直後の携帯電話は、見られている。】

人は、なぜ他人の携帯電話マナーにムッとするのだろうか?

自分だって使っているのに、他人には厳しい。

はっきり言って、他人の携帯電話にムッとすることがある。

僕はいったい何にムッとしているのだろうか?

携帯電話ではない。

携帯電話を使う人の無神経さに、ムッとしているのだ。

機械ではなく、人にムッとしているのだ。

ここを勘違いしてはいけない。

僕は、NTTドコモもKDDIもJ-フォンも、みんな大好きだ。

でも「またね」と別れてタクシーに乗ったとたん、
すぐ別の人に携帯電話をかけているような女の子は、嫌いだ。

気持ちはわからないでもない。

一緒にいる間は携帯電話に出ないでいてくれたのだ。

そこまでの気配りには感謝しよう。

でも、せめて帰りのタクシーに乗って、もう帰らなくちゃいけないという時くらい、
デートの余韻を味わいたい。

人は、別れた後、必ずもう一度振り返るということを忘れてはいけない。

タクシーに乗ったら、「もう別れた後だから、何をしようが自由」と
思い込んではいけない。

「さよなら」と挨拶をしたときが別れでなくて、
見えなくなってからがはじめて別れなのだ。

挨拶をしてから見えなくなるまでには、時差がある。

この間に、携帯電話をかけてしまっては、イヤな印象を与えてしまうのだ。

他人にムッとするということは、
自分だって人からムッとされているかもしれないと、
反省する意識を持たなければならない。

携帯電話と化粧道具は、見えないところでそっと出すのが、おしゃれなのだ。

(「まえがき」から)

●第1章 携帯電話のせいで、ズボラになった人がいる。

●第2章 マナー違反への注意の仕方に、センスが出る。

●第3章 気の小さい人ほど、携帯電話の声が大きい。

(「目次」から)

【著作一覧へ】    【新刊案内へ】