読者は、どんどん成長しています。
本の役割は、情報からライフスタイルに移っています。
日本の雑誌は、世界の中でもかなりレベルが進んでいます。
まだ雑誌が出始めの国の雑誌は、日本人から見たらほとんどカタログです。
カタログは、ただ情報が載っているだけです。
ところが、日本の雑誌は、それぞれ独自のライフスタイルをうたっています。
日本の読者は雑誌に対して目がこえているので、そこまで求めます。
テレビの番組も、情報番組だけではもはや成立しません。
そこにライフスタイルの提案がなければダメです。
情報がなかった時代には、情報を手に入れることだけでよかったのです。
情報が増えてきたら、情報を手に入れる方法はすでにわかっているので、
次のステップに上がっていきます。
(本書から)
第1章○「元気な本」から、情報をもらおう。
第2章○本気で悩んでいる人に、情報が集まる。
第3章○スピード情報が、「価値」を生む。
第4章○情報は、感動から生まれる。
(「目次」から) |