毎日は、決断の連続です。
決断というのは、1か月に1度とか、1年に1度という大げさなことではありません。
日常生活すべてが決断の連続で、
電話をかけようか、かかってくるまで待とうかとかいうのも、決断のひとつです。
決断した数によって、人生が1歩ずつ前に進んでいくと考えてもいいでしょう。
生きていくことは、決断をしていくことです。
AかBかを選んでいくことです。
「とりあえず、もう少し考えてみよう」とか、
「様子を見てみよう」と思っているうちに、人生は止まってしまうのです。
これが、いちばん怖いことです。
失敗するでも、成功するでもなく、
止まってしまうことで、人間はどんどん年をとっていくのです。
チャンスがないのではありません。
チャンスがせっかくきているのに、チャンスを先送りしているのです。
(「まえがき」から)
第1章●決断は、「好きか嫌いか」で決めていい。
第2章●決断のスピードで、やる気がわかる。
第3章●決断は、スポーツである。
第4章●今、選べば、どちらも正しい。
(「目次」から) |