【本番前日は、眠れなくて大丈夫。
睡眠は、2日前にたっぷりとる。】
テストの時に実力を発揮できない原因として、
前日眠れなかったという人が多いはずです。
「前日緊張して眠れなかったから、
今日のテストで実力が発揮できないんじゃないか」
「テスト中に眠くなったらどうしよう」
「頭がベストな状態ではないのではないか」
そういう心配をしてしまいます。
そんな心配があるから、よけい前の晩に眠れないのです。
テストの前の日は、たいてい眠れないものです。
本番の日にどれだけベストな状態を保てるかは、
その前の2晩の合計の睡眠時間で決まります。
そうすると気持ちがラクになって、
前日でもぐっすり寝ることができるかもしれません。
ストレスの大きい時は、睡眠時間が足りません。
睡眠が足りないから、ますますストレスが大きくなっていきます。
悪循環を断ち切るためには、どこかでそれをストップしましょう。
「寝なくちゃいけない」と思うと、寝られない。
「寝なくても大丈夫」と思うと、寝られるようになるのです。
ストレスとは、「○○をしなければならない」というところから発生するので、
「○○はしなくてもいい」となれば、ストレスはなくなります。
「ストレスは少々あってもいいや」、「あったほうが調子がいい」。
それぐらいの気持ちになると、ストレスは小さくなってくれるのです。
(「まえがき」から)
●第1章 名前を覚えると、ストレスはなくなる。
●第2章 本番前には、反省しない。
●第3章 足の5本指で、地面をつかもう。
●第4章 ストレスは、財産になる。
(「目次」から) |