【会話上手は、質問上手。「話し方」より「聞き方」。】
コミュニケーションが上手な人は、質問が上手です。
自分の言いたいことだけ言いあっていたら、質問にはなりません。
みんなが同じ考え方を持っているわけでもありません。
コミュニケーションの一番の基本は、質問です。
「どのように答えるか」ではなく、「どのように聞くか」です。
質問とは、自分が相手の意見を学ぼうとしたり、
相手の気持ちを感じようとすることです。
「上手なスピーチの仕方」という本はたくさんあります。
それよりも、相手の話をどう聞いてあげるかという「聞き方」のほうが大切です。
上手な聞き手とは、上手に質問ができることです。
TV番組でも、司会者やアシスタントが上手な質問をしてくれると、
話題が盛り上がります。
日常会話でも、相手にうまく質問することが、コミュニケーションのコツです。
質問の仕方を勉強しましょう。
学校では、「答え方」は教えますが、「質問の仕方」は教えてくれません。
質問力は、問題をどうつくるかです。
これがコミュニケーションで大切なことです。
【質問で、興味を伝えよう。】
(「まえがき」から)
●第1章 夢より、グチを聞こう。
●第2章 いい質問で、「自分探し」ができる。
●第3章 「考える」とは、自分に質問することだ。
(「目次」から) |