【中心感覚が目覚めると、いいアイデアが浮かぶ。】
よく「借金で首がまわらなくなる」と言います。
追い詰められると、本当に首がまわらなくなるのです。
首がまわらなくなると、ますます追い詰められた状況になります。
人間は考え事をする時に、ほおに手を当てて、首を傾けるしぐさをします。
でも、首を傾けたまま考えても、いいアイデアは浮かびません。
考える時に首を傾けるのには、根拠があります。
首を左右に振ることで、「中心感覚」を取り戻しているのです。
中心感覚とは、
「自分の中にある『中心』を意識することで、
より大きなエネルギーを引き出し、
思考や行動に自分らしさを発揮するための感覚」のことです。
首を傾けることで、首をリラックスさせ、頭を背骨の真上に
持ってくることができます。
中心感覚が目覚めると、いいアイデアが浮かびます。
体の動きがスムーズになり、迷いがふっ切れて、もっと行動したくなります。
まずは頭にいい血流を送るために、首の力をできるだけほぐしておくことが、
中心感覚を目覚めさせるための第一歩です。
【自分の中の、「中心」を意識しよう。】
(「まえがき」から)
まえがき 中心感覚が目覚めると、いいアイデアが浮かぶ。
●第1章 迷うのは、中心を見失っているから。
●第2章 力を入れるのではなく、力を動かそう。
●第3章 空気を奥歯でかみしめよう。
あとがき 呼吸をおいしく味わう。
(「目次」から)
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