【歓喜は、「ラスト3分」にしか来ない。】
あらゆるトレーニングや本番の苦しみは、すべてラスト3分のためにあります。
仕事でもスポーツでも趣味でも、やっている間はしんどいことだらけです。
練習中もしんどいし、本番でもプレッシャーやストレスがかかります。
マラソンでも、「楽しい42.195キロ」ではなくて、しんどいことの連続です。
でも、それを最後まで続けられるのはなぜか。
それは、ラスト3分にやってくる「歓喜」を知っているからです。
「仕事をしていて面白くない」「やりがいが感じない」という人は、
ラスト3分の手前でやめています。
いちばん楽しいはずのラスト3分を知らないから、面白くないのです。
歓喜はラスト3分にしか来ません。
ラスト3分には、それまで頑張ってきた人に必ず歓喜が訪れます。
マラソンでも、最初の5キロでドーパミンが出ることはありません。
マラソンのドーパミンはゴールの直前に出ます。
ドーパミン・快感物質を早く出そうとすると、
「なぜ出ないんだろう。自分はこのことを本当は好きではないのではないか」
「向いていないのではないか」と悩んでしまいます。
仕事でもスポーツでも趣味でも、
勝負は「ラスト3分まで、いかに粘れるか」ということなのです。
【歓喜は、「ラスト3分」にとっておこう。】
(「まえがき」から)
※
まえがき 歓喜は、「ラスト3分」にしか来ない。
●第1章 ラスト3分を楽しめる人が、人生を楽しめる。
●第2章 ラスト3分は、敗者復活戦だ。
●第3章 ラスト3分は、「次」のはじめの3分。
あとがき 感動する人が、「ラスト3分」に勝つ。
(「目次」から) |