【「楽しいこと」と「しんどいこと」がバランスよくあると、ハッピーになれる。】
「楽しいこと」と「しんどいこと」がバランスよくある状態は、
最もハッピーな状態です。
「イヤなこと・しんどいこと・つらいこと」はできるだけ避けて、
「楽しいこと・面白いこと・成功すること・ハッピーなこと」を
手に入れようとする人がいます。
そういう人に限って「しんどいことばかりで、楽しいことが1つもない」
と言います。
本当は、楽しいことが1つもないことなど、ないのです。
「ベストな状態は、苦しいこと・しんどいことが1つもなくて、
楽しいことだらけになること」と思い描いている人はハッピーになれません。
ハッピーになれる人は、「しんどいことや苦しいことは多少あるだろう。
それもガマンした上で、楽しいことも欲しい」と考えます。
しんどいことが1つもなくて、楽しいことだらけになると、
その「楽しいこと」は楽しくなくなります。
それは、バランスが崩れている状態です。
これは成功したあとの人に起こりがちです。
成功したらきっとハッピーになるに違いないと思っていたのに、
いざ成功してみるとそれほどハッピーではなく、
腑抜けになることがあります。
次に何かトライしていないからです。
次の「苦しいこと」を引き受けていないのです。
常にトライすると、しんどいことが次から次へと起こります。
ハッピーでいるためには、「しんどいこと」と「楽しいこと」との
バランスを常に保つことが大切なのです。
【「楽しいこと」と「しんどいこと」のバランスをとろう。】
(「まえがき」から)
まえがき 「楽しいこと」と「しんどいこと」がバランスよくあると、ハッピーになれる。
●第1章 いい運も、悪い運も、喜んで受け入れよう。
●第2章 スピードを出すことで、安定する。
揺れているから、安定する。
●第3章 「成功」と「自由」のバランスがとれると、ハッピーになれる。
●第4章 バランス力のある人は、「思い切り」がいい。
●第5章 すべてのアクシデントは、立て直すチャンスだ。
あとがき 自分だけが幸せになると、バランスを崩す。
(「目次」から) |