【ボウリング場に行くと、サービスが学べる。】
ボウリング場という舞台を通したサービスは、
あらゆるサービス業に共通します。
私は1年の365日、ほとんど毎日ボウリングをして4年になります。
ボウリングを通してボウリングを勉強しているだけではありません。
サービスやマーケティングの勉強という視点で見ても、
ボウリング場は面白い。
この本では、ボウリング場という例をあげていますが、
たとえばホテルに勤めている人は、「ホテルならどうだろう」
と考えてもらいたいのです。
ホテルでは、コンシェルジュの重要性が生まれています。
大きな流れの中で、ボウリング場の経営者も、
枝葉末節なテクニック論ではなく、世の中がどう進んでいるかを
見ることが大切です。
どんな志で接客するべきか、これからのサービスは
何を目指すのか、考えるのです。
それぞれのお客様にどう接していくか。
そこにサービス業の哲学があります。
ボウリング場には、サービスのヒントがたくさんあるのです。
【ボウリング場に行って、サービスを学ぼう。】
(「まえがき」から)
まえがき ボウリング場に行くと、サービスが学べる。
●第1章 うまい人しかいないボウリング場は、つぶれる。
●第2章 お客様は、一度下見に来ている。
●第3章 気づいて、試そう。
あとがき サービスは、「0か100か」ではない。
0と100の間に、無限にある。
(「目次」から) |