【「モテたい」という気持ちがなくなったら、終わり。】
若者たちに「モテたい」という気持ちがなくなっているそうです。
だから最近、若者雑誌が売れなくなりました。
もちろん今の10代、20代の人にもモテたい気持ちはあります。
ただ、昔と違って、「めんどうくさいならモテなくていいです」と言うのです。
「めんどうくさくてもモテたい」「モテるためにはめんどうくさいことでも何でもやる」
というのが、昔の「モテたい願望」でした。
「モテなくていいです」と言った時点で、すべてのヤル気はなくなります。
10代のころは、一生懸命スポーツの練習をしていいところを見せたい、
勉強ができるようになればモテるという素朴な動機がありました。
そこからいろいろな辛抱や努力や工夫が生まれます。
「めんどうくさいからいいです」というのは、すべての努力や工夫からの逃避です。
これは、現実からのリタイアです。
めんどうくさいことを乗り越えてでも、好きな趣味や仕事をやりたいという思いが、
あなたのテンションにつながるのです。
「めんどうくさいならやめておきます」と言っていたら、何もかもが終わってしまうのです。
【「モテたい」という気持ちをなくさない。】
(「まえがき」から)
まえがき 「モテたい」という気持ちがなくなったら、終わり。
●第1章 「テンション」イコール「緊張」ではない。
●第2章 「マイ○○」で、テンションが上がる。
●第3章 レベルの高いところで、負けよう。
●第4章 いいアイデアは、「構想5秒」。
あとがき レールは、どこかで途切れる。
レールをはずれると、無限の道になる。
(「目次」から)
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