【スピードを上げるから、勉強できる。】
「勉強したいんですが、なかなか時間がないんです」と言う人は多い。
なんで勉強ができないのかという問題は、
学生時代だけではなくて、大人になってからのほうがもっと重要です。
なぜなら、勉強は学生時代より社会に出てからのほうが必要だからです。
学生時代の勉強は言われてやるものですが、
社会へ出たら、「勉強しなさい」とは誰も言ってくれません。
でも、人間は勉強しなければ、成長できません。
世の中はどんどん進歩しています。
それに合わせて、自分をどれだけアップしていけるかが重要です。
そもそも人間には「勉強したい」という欲求があります。
「勉強」というと、本を読んでテストを受けることを思い浮かべるでしょう。
でも、それは勉強のごく初歩の段階です。
実際に必要な勉強は、テレビでも、本でも、人と出会う中からでも、なんでもいい。
そこから吸収して、それを生かしていくことです。
ただ、子供時代と社会人になってからとで根本的に違うのは、
大人になると、勉強する時間がなかなかないことです。
1日の24時間を割り振ると、仕事もあれば、つき合いもあります。
忙しくて仕事に追われていると、勉強できる時間が決まってきます。
大人の勉強法に欠かせない要素は、スピードです。
大人のスピード勉強法を身につけることが大事なのです。
【「時間がない」と言いわけしないで、すぐに勉強を始めよう。】
(「まえがき」から)
まえがき スピードを上げるから、勉強できる。
●第1章 本は、買ってきたその日が、一番速く読める。
●第2章 勉強が足りないのではない。勉強の仕方が間違っているのだ。
●第3章 速く考えたほうが、深く理解できる。
●第4章 字を速く書くと、頭の回転が速くなる。
●第5章 暗記には6つのコツがある。
●第6章 学ぶことは、最もぜいたくなレジャーになる。
あとがき 勉強すれば、人生が楽しくなる。
(「目次」から)
この本は、1999年12月にダイヤモンド社から刊行した作品を、
軽装版にしたものです。
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