【この本は、3人のために書きました。】
(1)ターニングポイントにいる人。
(2)ターニングポイントを見つけた人。
(3)ターニングポイントをつくりたい人。
【大きな出会いがある時は、「曲がり角」にいる。】
人生には、さまざまなターニングポイント(転機)があります。
転機でステップアップするためには、
「今、自分が転機に差しかかっている」ということに気づくことです。
せっかく転機に差しかかっているのに、そのことに気づかない人は、
そのまま直線コースに進んでしまい、
せっかくの転機を生かすことができないのです。
転機は、道が曲がっていくことではありません。
直線コースと転機に入る曲がり道との、2つの行き先に分かれる瞬間です。
転機が近づいたという「道路標示」に気づくことが大切です。
ヒントは「出会い」です。
たとえば大きな出会いがあると、まもなく転機が近づいてくることを
意識できます。
直線を走っている時には出会いはありません。
ところが、転機の時には必ず出会いがあります。
転機が出会いを引きつけるのです。
その出会いが、転機でうまく曲がってステップアップするための
エネルギーになります。
大きい出会いがあったり、会いたかった人に会えたりするのは、
自分が今、転機に差しかかっているからです。
自分のステップアップに必要な人を、自分自身が引き寄せたのです。
(「まえがき」から) |