| 【この本は、3人のために書きました】 (1)時間を増やしたくて、イアイラしている人。(2)待たされることに、イライラしている人。
 (3)時間を奪われて、イライラしている人。
 【捜しものが、時間と集中力を奪う。】
 時間のムダづかいをしている人は、自分ではそのことに気づきません。 「こんなこおtろでムダづかいしているな」と自分で気づけばやめられるのですが、そう簡単なことではありません。
 時間のムダの代表例が、捜しものをする時間です。 「あれ、どこ行ったっけ」と捜す時間はけっこう多いはずです。 捜しものをすると、(1)実際に捜している時間
 (2)集中力が途切れる
 という2つのマイナスがあります。
 たとえば、仕事や勉強に集中して、効率のいい、密度の濃い時間を過ごしている時に捜しものをすると、集中力が下がります。
 同じ10分間にできる仕事の密度がどんどん薄くなり、時間が何倍もかかるようになってしまいます。
 「いつも、なかなか見つからないもの」は必ずあります。 その置き場所を決めたり、邪魔なものを排除してみましょう。 「ダイエットがうまくいかない」と言う人は、自分が無意識のうちに間食していることに気づいていないだけです。
 時間のムダづかいをしている人も、「今、自分は捜しものをしている」「いつも捜しているものは同じもの」
 ということに気づくだけで、時間が増えていくのです。
 
 【捜しものをしているムダに、気づこう。】
 (「まえがき」から) |