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●ビジネス

なくてはならない人になる

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著者 中谷彰宏
出版社 ダイヤモンド社
価格 1400円+税
発行年月日 2006年6月1日
商品コード ISBN4-478-70349-3

解説文

【この本は、3人のために書きました】

(1)チームの中で、やりがいが感じられない人。
(2)チームの中で、浮いてしまっている人。
(3)「君がいないと困る」と言われるようになりたい人。


【「ないもの」ではなく、「あるもの」を考えよう。】

「うちの職場にはあれがない・これがない」「お金がない」
「時間がない」という発想は、チームを弱くします。

「ないもの」を語るのはやめましょう。

「ないもの」について議論をすると、
あらゆる企画が立ち消えになります。

盛り上がらないチームの会議は、
「ないもの」の話ばかりしています。

「ないもの」はいくら話してもないのです。

ここからは、新しいものは簡単には生まれてきません。

それよりも、うちに何があるか、「あるもの」で何かをしていくことです。

ものだけではありません。

正社員が10人、アルバイトが100人で計110人のスタッフがいたら、
すでにそこには「110人の人」がいるのです。

その人たちは、すべて得意技を持っています。

人知れず、役に立ちそうもない得意技もあります。

その役に立たない得意技を、まず把握することです。

あるものを生かしていくのです。

今あるもので、気がついていないものを掘り起こしていきましょう。

まずは自分が持っているもので、どうでもいい技・趣味は何かを考えるのです。

特技を持った人がいるということは、職場にそういう財産があるということです。

ふだんは役に立たなくても、ココ一番という時に、
“どうでもいい特技”を持った人が役に立ちます。

特技を集めることが、チームの力になるのです。

【「不得意なこと」でなく、「得意なこと」で考えよう。】

(「まえがき」から)

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