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●恋愛論・人生論

就活時代しなければならない50のこと

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著者 中谷彰宏
出版社 ダイヤモンド社
価格 1200円+税
発行年月日 2006年11月2日
商品コード ISBN4-478-70357-4

解説文

【この本は、3人のために書きました】

(1) これから、就活を始めようとしている人。
(2) 就活で、行き詰っている人。
(3) 就活は終わったけど、まだ夢が見つからない人。


【就活は、脱獄計画だ。】

僕にとっての就職活動(就活)は、脱獄計画のようなものでした。

「このままでは、僕は無実の罪で終身刑を受けて、
一生刑務所の中で暮らすことになる」という状況から
何とか脱出したかったのです。

手相の師匠の西谷泰人先生に「中谷さんは、ピンチに追い詰められた時に
生き延びる手相の人ですね」と言われました。

追い詰められれば追い詰められるほど、そこでエネルギーを発揮すると言われたのです。

確かに、西谷先生のおっしゃるとおり、ピンチに追い詰められる状況がありました。

それが、就活時代です。

今でこそ『面接の達人』で就活する学生のみんなと接しているので、
「就活とはこういうことだ」とわかります。

でも当時は、どういうことをしているのか、まったくわかりませんでした。

いざふたをあけてみると、「行ける」と思った会社が1回戦落ちだったり、
2回戦落ちだったりしました。

「役員面接まで来たから大丈夫」と思った会社がダメだったこともあります。

「このままでは、全部落ちるかもしれない」という気持ちになるところまで
追い込まれたのです。

僕は、子供の時から『巌窟王』『大脱走』『パピヨン』という脱走物が大好きでした。

追い詰められたピンチの中からどう抜け出していくかを
一生懸命考えるのが好きだったのです。

僕は、「このまま行くと全滅するぞという直感を消し去るため方法・コツが
何かあるに違いない」ということを考え始めました。

「今の僕のやり方ではダメだ」と考えるところから生まれたのが
『面接の達人』です。

『面接の達人』は、僕の就活時代からタネがまかれていたのです。

マニュアルがないなら自分でつくればいいことに気づいてつくったのが
『面接の達人』です。

僕にとっての就活は、無実の罪を着せられた男が刑務所から
脱獄する物語だったのです。

【「このままではヤバイ」という危機感を持とう。】

(「まえがき」から)

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