アナウンサーになりたい人から、よくこんな質問を受けます。 
                    「アナウンサーになるためには、やっぱり、アナウンサー学校に 
                    行ったほうがいいんですか?」 
                    その人は、必ず落ちます。 
                    なぜなら、役に立つなら学校に行って、役に立たないならやめておこうと、 
                    行動する前に考えているからです。 
                    実際、アナウンサーになっている人は、ほとんど、アナウンサー学校の出身です。 
                    それは、アナウンスの基礎知識を覚えておかないと通らないということではないのです。 
                    「役に立つか立たないか、わからないけど、とりあえず行ってみる」 
                    という小さな行動力のある人が、面接を突破するのです。 
                    OG訪問をしたほうがいいかどうか。 
                    『面接の達人』を読んだほうがいいかどうか。 
                    「考えるくらいなら、やめておきなさい」とアドバイスします。 
                    そんなことを考えているようだったら、 
                    その人は、小さな行動力のない人だから、どこの会社も通らないでしょう。 
                    役に立つかどうか、わからないけれど、とりあえず読んでみるという人には、 
                    この本は、必ず役に立つ本になるでしょう。 
                    また、男子と女子に共通する面接の基本については、 
                    『面接の達人 バイブル版』も参照してください。 
                    (本書から)  |