【ヤクザでも、気がきかないヤクザは、出世しない。】
ある着席ビュッフェのパーティーに行きました。
みんなお皿をどんどん持ってきます。
テーブルは、あっという間に汚い状態になりました。
明らかにヤクザに見える人が、テーブルに大ぜいいました。
子分も、「自分が片づけます」とサッと立ちまわれないのです。
威張ってるヤクザは、子分をたくさん連れてきているのですから、
子分に片づけさせればいいのです。
これでは、このヤクザも出世できません。
着席ビュッフェでガンバる人は、
ほかの人のために一生懸命お皿を持ってきます。
たしかに、それは気がきく行動です。
でも、持ってくることよりも、食べ終わったお皿を片づけることに
気を配るほうがいいのです。
一緒のテーブルになった人が、知っている人でも知らない人でも、
お互い心地よくしていくためには大切なことです。
誰もが、気を使っているように見せながら、お皿を持ってくる役ばかりしようとする中で、
下げる係がどれだけできるかが大切です。
ナンバーワンのホステスさん、ホストさんは、テーブルに着いたら、
最初にテーブルを片づけます。
これは、精神的に落ち着いていないとできない作業です。
【後片づけに、強くなろう。】
(「はじめに」から)
●第1章 タフな人は、弱点もオープンにできる。
●第2章 タフな人は、手ごわい相手とめぐり合う。
●第3章 タフな人は、飽きるまでやる。
●第4章 タフな人は、1%の可能性をものにする。
(「目次」から) |