人の何倍もの仕事を軽々とクリアする中谷さんの心のオアシスは、
同居している、ちっちゃな柴犬(通称マメ柴)の女の子。
この本は、中谷さんがマメ柴を飼っている様子が、
楽しさと同時に、苦労する姿まで隠さず描かれています。
ぺットの良さ、飼主の哲学、
生命とのふれあいで見つけたことなどが、わかります。
「ペットをしつけながら育てるのは大変なことだ」
という覚悟を語りながら、
その大変さと交換しても、余りある何かがあるということを教えてくれる、
心癒されるエッセイです。
◎犬に触れるのは、自然に触れるのと同じ。
◎ペットに話しかけていると、心の中のモヤモヤがはき出されて心が浄化される。
◎あなたが世話をしないと死んでしまう存在ができることで、責任感も生まれる。
◎ペットを幸せにすることであなたも幸せになれる……などなど。
「大変だけど幸せ」
「幸せだけど大変」
という中谷さんの実感を、あなたも体験してみたくなる本です。 |