【上司の言うことは、「反論」ではなく、「質問」と考えよう。】
上司は、一見なんでも反論してくるように見えます。
反論されると、さらに反論で返そうとします。
反論に反論すると、無限に反論の応酬になります。
これでは上司を説得することはできません。
反論されても、「これは質問だ」という意識をもてばいいのです。
質問と説明というやりとりに置きかえるのです。
議論で勝つことが目的ではないのです。
上司を説得して動かしていくことが最優先です。
説明が行き詰まるから、反論になるのです。
行き詰まって、納得がいかないので、反論という形をとります。
何を聞かれても冷静に、反論ではなく説明できる状態になることです。
その時はじめて、あなた自身がしっかり全体のイメージを
とらえた話ができるのです。
(「まえがき」から)
●第1章 出る杭になって、打たれる人・打たれない人。
●第2章 NOと言う上司に、感謝しよう。
●第3章 仕事とは、事実をつくることだ。
●第4章 叱られ役で、愛される部下になろう。
●第5章 上司の責任を、背負ってあげよう。
(「目次」から) |