【共感できるワンシーンのある映画は面白い。】
心にしみるワンシーンがあったら、その映画を観た意味があります。
映画は、ストーリー全体で味わうこともできれば、
ワンシーンだけで味わうこともできます。
映画が「面白かった」という時、
全体が面白かったというだけではありません。
「面白いワンシーンがあった」ということなのです。
面白いと感じるところは、自分が持っている課題に
ひっかかったところです。
自分も今、会社の中で同じ状況だよねというような共感を
持てるところが見つかった時に、それを面白いと感じます。
だから、同じ映画を観ても、観た人によって、
それぞれ全然違う映画を観ているのです。
面白いと感じる映画は、2つです。
(1)共感を持てる部分があった。
(2)共感を持てる登場人物がいた。
主人公だけがカッコいい映画は、共感の幅が狭いのです。
わき役で面白いキャラクターがたくさん出ている作品のほうが、
面白いのです。
(「まえがき」から)
まえがき 共感できるワンシーンのある映画は面白い。
●第1章 ヒーローは、意外なところにいる。
●第2章 ヒーローは、カッコ悪さを楽しむ。
●第3章 ヒーローは、苛酷な戦いから生まれる。
●第4章 すれ違いから、恋が生まれる。
あとがき 今日のリアクションが、明日の結果の原因になる。
(「目次」から) |