【二流のリーダーは、まじめ・賢明・一生懸命。
一流のリーダーは、明るい。】
二流のリーダーは、
「まじめ・賢明・一生懸命」という3つの要素を持っています。
本人は、これがすぐれたリーダーの条件だと思い込んでいます。
二流のリーダーには「明るさ」が足りません。
悲愴感が漂ってくると、リーダーにはなりえません。
変化の時代に一番大事なのは、明るさです。
変化の時代は、失敗の起こる時代、リスクのある時代です。
変化のない時代には、
まじめ・賢明・一生懸命なリーダーが評価されます。
リスクのある今の時代には、明るさが最も必要です。
失敗しても笑っていられるリーダーに、部下はついてきます。
【「まじめ・賢明・一生懸命」よりも「明るく」なろう。】
(「まえがき」から)
※この本は、01年7月にPHP研究所から刊行された
同じタイトルの単行本を、文庫化したものです。 |