「自分を貫く」というのは、 
                    くじけないということです。 
                     
                    今、ほとんどの人は、くじけてしまっています。 
                     
                    早いところで妥協してしまうのです。 
                     
                    貫くための妥協ならいいのです。 
                     
                    「貫きたかったのに、妥協した」という人のほうが多いのです。 
                     
                    本当にやりたいことがあるときは、 
                    その裏側まで突き抜けるぐらい貫かないといけないのです。 
                     
                    表面に当てただけで、 
                    頑張ったと考えてはいけません。 
                     
                    当てたら、向こう側に突き抜けるところまでいかに行くかです。 
                     
                    仕事をするときも、 
                    相手の表面にパンチを当てただけで、「やりました」と言うのではなく、 
                    貫くところまでやったかどうかを基準に考えて判断します。 
                     
                    人間関係においても、 
                    貫いた友達か、名刺交換しただけの友達かでは違います。 
                     
                    本当の友達は、貫かなければいけません。 
                     
                    壁を動かそう、 
                    壁を叩き割ろうとするのではなく、 
                    突き抜けるイメージをどれだけ持てるかが、大切なのです。 
                     
                    (「まえがき」から)  |