【人脈より、人望のある人が成功する。】
人脈を一生懸命つくろうとしても、人望がなかったら、なんの役にも立ちません。
人脈があると自慢している人の大半は、それはただ「人を知っているだけ」です。
人望があって初めて人脈が生きるのです。
人望ができれば、人脈は結果としてついてきます。
人脈ができても、人望はついてきません。
人望がない人は、たしかにその人は知っていても、
「何かのときには助けてあげよう」とか、「協力したい」、「会いたい」と思えないのです。
人脈は、どれだけたくさんの人を知っているか、たくさん名刺交換しているかだけのことです。
それは人望のスタートラインにはなっても、人望にはつながらないのです。
「名刺交換命」になると、人脈とともに人望がついたような錯覚に陥ります。
年賀状の枚数が増えるたびに、自分にはこんなに人望があるんだ、と勘違いして、
人脈の落とし穴にハマるのです。
でも、名刺も年賀状も、ダイレクトメールと同じです。
キャバクラへ行って女性の電話番号がたくさん手に入っても、
モテていることにはならないのです。
キャバクラの女性は簡単に電話番号を教えます。
それを「モテている」と錯覚してしまうと、逆に大切な友達や人脈をなくします。
女性の知り合いがたくさんいると自慢する前に、まずモテるようになることです。
【人脈より、人望をつけよう。】
(「まえがき」から)
まえがき 人脈より、人望のある人が成功する。
●第1章 人望を得るチャンスは、どこにでもある。
●第2章 すべての人と人との関係には、人望が存在する。
●第3章 いい握手から、人望が生まれる。
●第4章 人望のある人は、アイデアを生かす。
●第5章 「一緒に働きたい」と思わせるのが、人望だ。
あとがき 人望のある人は、モーニングコールを「さわやかに」かけることができる。
(「目次」から)
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