【この本は3人のために書きました。】
(1)仕事のチャンスを、つかみたい人。
(2)モテるチャンスを、つかみたい人。
(3)チャンスを探しているのに、見つからない人。
【タクシーをつかまえるには、逆方向に歩く。】
タクシーをつかまえるのは、チャンスをつかまえるのとまったく同じです。
誰もがチャンスをつかまえたい、チャンスを欲しい欲しいと思っています。
ほとんどの人が同じ動きをして、つかまらないとぼやき、乗車拒否されて怒っています。
金曜日の終電間際には、タクシーがぜんぜんつかまらないことがあります。
終電間際にタクシーをつかまえるには、ちょっとしたコツがあります。
ほとんどの人は、交差点でタクシー待ちをしたり、自分の帰り道の方角に歩き出します。
少しでも帰り道に近づこうとすると、タクシーはよけいつかまりません。
タクシーをつかまえようとする人が、四方八方に向かうなら、人の動きもバラけます。
でも、ある繁華街の交差点からの帰り道の方向は、みな同じです。
ほとんどの人は郊外に住んでいます。
街中から郊外へ向かう人が多いのです。
交差点でタクシーがつかまらないからといって、
郊外へ向かって移動しても、タクシーはつかまりません。
チャンスのつかめない人は、これと同じことをしています。
チャンスをつかめる人は、タクシー代が少々高くなっても
反対側に向かって移動します。
もし繁華街でタクシーがつかまらない時は、家路とは逆方向に歩けばいいのです。
通常の心理ではできないことをするのが、チャンスをつかむコツなのです。
【帰る方向と、逆方向に歩こう。】
(「まえがき」から)
※
まえがき タクシーをつかまえるには、逆方向に歩く。
●第1章 チャンスのつくり方
チャンスを呼び込む、システムをつくろう。
●第2章 チャンスのつかみ方
チャンスをつかむのは、テクニックよりエネルギー。
●第3章 チャンスの広げ方
10年計画を、立てよう。
●第4章 チャンスの気づき方
チャンスは、無限にある。
●第5章 チャンスの活かし方
チャンスは、気がついたらつかもう。
あとがき チャンスに気づいていても、つかむ人と、つかまない人がいる。
(「目次」から) |