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●ビジネス

会話の達人

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著者 中谷彰宏
出版社 KKベストセラーズ
価格 1300円+税
発行年月日 2006年10月30日
商品コード ISBN4-584-18971-4

解説文

【この本は3人のために書きました。】

(1)仕事で、お客様・上司に、どう話せばいいか知りたい人。
(2)恋愛で、好きな人に、どう話せばいいか知りたい人。
(3)メールで仲よくなるには、どう話せばいいか知りたい人。


【クレームへの返事が、相手より早口・大声になっていませんか。】

コミュニケーションは、同じ意見の時は比較的簡単にできます。

自分が相手と違う意見を言う時に、どういう言い方をするかです。

コミュニケーションは、「相手と意見が違えばそれで終わり」というわけではありません。

意見がそれぞれ違っていたり、お互いがきちんと理解し合えていない時に、
お互いに相手が何を考えているかを理解しあう関係にするのがコミュニケーションです。

同じ意見になることがコミュニケーションの目的ではないのです。

これは勘違いしてはいけないことです。

コミュニケーションはまず相手が自分と違う意見であることを認めることです。

相手と同じ意見の時は、コミュニケーションのことなど何も考えなくてすみます。

「そう、そう」と言って盛り上がっていけばいいのです。

仲良し短大生3人組の会話は、ほとんどがこれです。

意見が違うと「あの人は友達じゃない」と切り捨てます。

相手が自分と違う意見を言った時に、あなたはどういう反応をしていますか。

ほとんどの人は、

(1)テンションが上がる
(2)早口になる
(3)大きな声になる

という3つの特徴があります。

すると、相手もさらにテンションが上がって、早口になって、大声になります。

お互いのテンションが上がるので、最初は言い合いでもなんでもなかったことが
ケンカになります。

相手と違う意見を言う時は、相手よりも小さ目の声で、やや低目のテンションで、
ゆっくりした声で返すことです。

そうすると、1拍、間をとることができます。

相手もあなたも冷静になるのです。

相手に納得してもらうためには、まずあなたが冷静になることです。

自分自身に対して、「ゆっくり、小さな声で、テンションを下げて」と言い聞かせます。

そうすれば、自分の話し方をコントロールできます。

【クレームには、ゆっくり小さな声で返事をしよう。】

(「プロローグ」から)

          ※

 プロローグ クレームへの返事が、相手より早口・大声になっていませんか。

●第1章 「この人についていきたい」と思われる
       「話し方の達人」

●第2章 「この人なら信頼できる」と思われる
       「会話の達人」

●第3章 「もっとこの人と話してみたい」と思われる
       「メールの達人」

 エピローグ 「何の話をすればいいですか?」と言う人は、
        その発想が、すでに間違っている。

(「目次」から)

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