【誰も見ていないようで、みんな見ている。】
「一生懸命やっているのに、それを上司が見てくれない、認めてくれない」
という悩みを持ちます。
見られている人は、見られていることに気づかないだけです。
本当に見ている人は、見ていないふりをします。
一生懸命やっている時に上司のほうを見ると、たいていよそを見ています。
振り返る前にわざと目線をはずすのです。
直属の上司以外でも、先輩、ほかの部署の人、みんなが新人のことを見ています。
それは自分の下に新人が来ると、わかります。
ずっと上の偉い人まで、「この子はどんな子かな」と見ます。
これほど見られている存在はありません。
見ても、黙っています。
特にほめることもなければ、叱ることもありません。
だから、怖いのです。
ダメなところを叱ってくれる人もいます。
たとえ厳しくても、見てくれていたことがわかります。
学ぶこともできます。
「誰も見てくれない」のではなく、「みんなから見られている」という
緊張感を持っていることです。
【ここが違う新人になるために1】
見られていない時に、ガンバロウ。
(「まえがき」から)
まえがき 誰も見ていないようで、みんな見ている。
●第1章 一生懸命、失敗しよう。
●第2章 チャンスは、つくり出すものだ。
●第3章 近道は、坂道だ。
あとがき 「できない」と言った時点で、永遠にできなくなる。
(「目次」から)
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