【1日=60000の選択をしている。
そのうち98%は同じことの繰り返し。】
人間が1日に頭を使うのは、60000項目あります。
今日はいい天気だ、曇っている、暖かい、寒い、レストランで何を食べよう、
あのコはかわいい、タイプじゃない……といった判断を60000項目しているのです。
「考えていない」とか「頭を使っていない」と言う人でも、
ものすごく頭を使っているのです。
そこから学習力のある人とない人に分かれていきます。
ほとんどの人は、60000項目のうち98%はパターンにはまっています。
昨日と今日で同じことを繰り返しているのです。
それが学習力のない人です。
たった2%しか、昨日と変えていないのです。
学習力は、パターンにはまっていない新しい何かを感じ取る力です。
今までタイプじゃないと思っていた女性が、意外にかわいいところがあるなと
思うと、それは昨日とズレてきているのです。
ズレていくことが学習です。
学習すると、人の悪口を言わなくなります。
悪口は、自分の持っている知識のパターンにはめて評価を下すことです。
だから生産性がないのです。
昨日と違うことをすると、それは必ずプラスの表現になります。
意外性を発見できると、パターンにはまらなくなります。
学習力のある人は、昨日と今日の考え方や感じ方のパターンが
2%より大きいのです。
【昨日と違うことを、しよう。】
(「まえがき」から)
まえがき 1日=60000の選択をしている。
そのうち98%は同じことの繰り返し。
●第1章 アイデアは、学習力から生まれる。
●第2章 学習力は、「感じ取る力」である。
●第3章 学習力は、日常生活で身につく。
●第4章 学習力のある人は、向上心がある。
あとがき 成功の仕方を覚えれば、いつでも成功できる。
(「目次」から)
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