【空を見て、落ち込む人はいない。】
空を見上げている時、人間はいい顔をしています。
私は、マンガ『蒼天航路』で、登場人物が空を見上げる絵が好きです。
つらいことがあっても、空を見て暗い顔にはなりません。
暗い顔になる人は、地面を見ています。
地面を見て、ますます暗くなってしまうのです。
ふだんの暮らしの中で、空を見上げる習慣はなかなかありません。
大半は、自分の目線よりも低いところを見ています。
そうすると、姿勢も悪くなるし、表情も暗くなります。
坂道では、上る時も下を見ているし、おりるときも下を見ています。
空を見ると、遠くを見ることができるし、目線を上げることができます。
そうすると、顔も上がるし、体全体も上に向かうエネルギーが
湧いてくるのです。
【落ち込んだ時こそ、空を見よう。】
(「プロローグ」から)
プロローグ 空を見て、落ち込む人はいない。
●第1章 なぜ彼女に、見とれてしまうのか。/姿美人になろう。
●第2章 なぜ彼女といると、飽きないのか。/心美人になろう。
●第3章 なぜ彼女に、また会いたくなるのか。/雰囲気美人になろう。
●第4章 なぜ彼女は、大切にされるのか。/マナー美人になろう。
エピローグ 才能は遺伝しないが、習慣は遺伝する。
(「目次」から) |