【「ミスをしたの、私です」で、チャンスをつかめる。】
失敗を通して謝りに行き、覚えてもらうことです。
謝りに行ってチャンスをつかむやり方を覚えるのです。
レストランの予約をしようと、電話をしました。
「少々お待ちください」のあと、やりとりの声が少し聞こえて、
電話はプツッと切れました。
明らかにこちらのケイタイのせいではありません。
予約の受付の電話番は大切な仕事です。
外国では、受付やレセプションにはベテランが当たります。
新入社員で、「お待たせ」や「取り次ぎ」の電話の扱いが
うまくできないのかと思い、私はもう一度かけ直しました。
ところが、同じ人が出て、うっすらとやりとりが聞こえたあと、
また切れてしまったのです。
結局3回かけて、3回とも切れました。
私の行きつけのお店だったので、
4回目、「店長にかわって」と言いました。
店長は、電話が3回切れたことを知りませんでした。
普通、お客様は、1回電話が切れたら、別のお店にかけます。
やりとりが聞こえるのも、マナー違反です。
新人君に電話番をさせることで、見えない損をしているのです。
この時に「すみません、電話を切ったのは私です」と名乗れば、
チャンスをつかめます。
「今度は絶対うまくつなぎます。私、○○といいます」
と言えば、失敗しても、感じのよさで覚えてもらえます。
チャンスは、成功してつかんでいくだけではないのです。
【ミスを告白することで、チャンスをつかもう。】
(「プロローグ」から)
プロローグ 「ミスをしたの、私です」で、チャンスをつかめる。
●第1章 愛されるから、美人は伸びる。
(失敗しても、かわいがられる人になろう。)
●第2章 リスクをとるから、美人は伸びる。
(年を重ねるごとに、できる人になろう。)
●第3章 ポジティブだから、美人は伸びる。
(さらに仕事を楽しめて、落ち込まない人になろう。)
エピローグ 寝食を忘れて打ち込むのは、芸術だけではない。
(「目次」から) |