【結果は、後から追いかけてくる。】
練習量のわりにアベレージが上がらない時、
先輩のプロボウラーに言われた言葉があります。
「今はスコアにつながっていないけど、
投げ方がすごくよくなってきているよ」
私は、ほめられたことをノーテンキに喜びます。
こう言われると、スコアは悪くても精神的に続けられます。
一番勇気づけられたのは「スコアは後から追いかけてくる」
という言葉です。
練習とスコアは、同時に走りません。
練習を、スコアが後から追いかけてきているのです。
スコアが前を走って、練習が追いかけるのではないのです。
スコアは、実績や成績、売り上げ、実力です。
スコアが後から追いかけてくるのを感じながら、
練習が前を引っ張るのが最もいい形であり、続けられるコツです。
練習とスコアには、時差があります。
練習を止めると、追いかけているスコアも止まります。
後からスコアが追いかけてくることを信じてあげることです。
【成果は、後のお楽しみにとっておこう。】
(「プロローグ」から)
プロローグ 結果は、後から追いかけてくる。
●第1章 なぜ、「続ける人」が成功するのか。
●第2章 楽しく続けられる人の“手の抜き方”は、ここが違う。
●第3章 「好きな人」は、君をこんなに変えてくれる。
●第4章 「そんな程度でいいの?」で、面白いほど“続ける力”が目覚めだす。
エピローグ 1つが持続できると、ほかのこともできる。
(「目次」から)
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