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●ビジネス

ダンドリの達人に変わる本

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著者 中谷彰宏
出版社 全日出版
価格 1200円+税
発行年月日 2004年10月22日
商品コード ISBN4-86136-041-2

解説文

【打ち合わせでは、「読めばわかること」は繰り返して読まない。】

打ち合わせがうまくいくかどうかは、ダンドリが勝負です。

根まわしをするということではありません。

私は初対面の打ち合わせで相手のダンドリのよさを見ます。

見るというより、それを感じることで、
その人と仕事をして大丈夫かどうかがわかるのです。

打ち合わせや会議で、事前に配布されていた企画書を
最初から最後まで読み上げる人がいます。

その時点で、その人はダンドリが悪いと感じます。

事前に送っておいてくれたメールの話を繰り返す人もいます。

それではメールをした意味がありません。

TV局の台本の説明で、打ち合わせのために早めに呼ばれても、
結局、台本どおりだったりすることもあります。

何か変更があれば打ち合わせは必要ですが、書いてあるとおりのことを、
もう一度、繰り返して打ち合わせするのは意味がありません。

そんなことをしたらスタッフもキャストも
「こいつ、ダンドリが悪いな」とムッとして、
仕事全体のテンションが下がってしまいます。

仕事のできる人は
「紙に書いてあることは、後で読んでおいてください」と言います。
打ち合わせで説明する時には、
紙に書いてあることは1行でも言わないほうがよいのです。

【ダンドリのいい人は、テンションを下げない。】

(「プロローグ」から)


 プロローグ 打ち合わせでは、「読めばわかること」は繰り返して読まない。

●第1章 「あの人ダンドリ悪いよね」
      一目でわかるダンドリいい人、ダメ出しされる人。

●第2章 「やさしくて頼りがいのある人が好き」
      モテる男の2大要素は、ダンドリから生まれる。

●第3章 「早く帰れる」
      仕事がじゃんじゃん片づくダンドリ。

●第4章 「君に頼んだよ」
      任せることでチームはまとまる。

●第5章 「ノープロブレム」
      トラブルに強くなるダンドリ力。

●第6章 「ここからやればうまくいく」
      やるべきことが見るみるわかるダンドリ力。

 エピローグ 切り捨てた部分が、最終的なでき上がりのクオリティーを上げる。

(「目次」から)

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