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●恋愛論・人生論

だから好き、なのに愛してる。

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著者 中谷彰宏
出版社 イースト・プレス
価格 1200円+税
発行年月日 2003年10月24日
商品コード ISBN4-87257-375-7

解説文

【「よし、ひとりで生きていくぞ」と決心した時、出会いがある。】

恋愛で、お互いに頼られたり甘えられたりするのは、いいことです。

でも、自立している者同士でなければ、本当の恋愛はできません。

自立していると、同じ好きという気持ちでも、頼り方や甘え方が違います。

出会いがない人に足りないのは自立心です。

言ってみれば、倒産しそうな会社同士が「合併しませんか」と
話を持ちかけるようなものです。

そんなことでは恋愛は成立しません。

倒産しそうな会社が合併しても、倒産の被害が大きくなるだけです。

今は会社の合併が流行りですが、合併で成功するのは、
自立した会社同士の合併です。

そうすると、お互いの相乗効果でより成功できるのです。

前の彼に戻るにしても、新しい恋を始めるにしても、まず自立することです。

君は、以前つき合っていた時に、彼にもたれすぎていたのです。

前の彼と別れた原因も、自分ひとりで生きていけなくなっていたからです。

新しくできた好きな人と前の彼との比較の問題ではありません。

すべては君自身の問題です。

神様は一生懸命生きている人を助けてくれます。

今、君は神様に「助けて」と言って、神様が、恋人にかわってしまっているのです。

頑張っていると助けてくれるし、頑張っていると愛されるのです。

「よし、ひとりでも生きていける」ぐらいの覚悟を持った時に、
初めて恋人があらわれます。

君は、今いい勉強をしています。

ひとりになったら寂しくて、新しい恋人ともうまくいかないというのは、
君が恋人と出会っていないのではありません。

出会う前に、君自身に必要なものが何か欠けていることを自覚することです。

ひとりになった時に、ひとりで立っていられない自分を反省すればいいのです。

「よし、ひとりで生きていくぞ」と決心した時、新しい出会いがあるのです。

【自立して、元恋人にアタックしよう。】

(「まえがき」から)


●第1章 恋人がいても、出会いはある。

●第2章 欠点のある人が、愛される。

●第3章 ケンカをする人が、愛される。

●第4章 あわない人が、愛される。

●第5章 コンプレックスのある人が、愛される。

(「目次」から)

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