【カリスマになる方法は、カリスマに感染することだ。】
カリスマは気がついたらなっているものです。
カリスマになろうとしてなれるものではありません。
カリスマになろうとする時点で、
その人にはカリスマは先天的なものであるという思い込みがあります。
実際は、カリスマになる努力を無意識にしていて、それを先天的と言っているだけです。
生まれついて、なんの努力もなしにカリスマにはなれないのです。
1%の努力を無意識にしているだけです。
「先天的」と「無意識」は違います。
普通の人がドラキュラになりたいと思ったり、
ドラキュラになったらどうしようかと心配することがあります。
希望と心配、そのどちらも意味がありません。
勝手にドラキュラになることはできないからです。
人は、ドラキュラに血を吸われることでドラキュラになります。
ドラキュラはウイルスに感染してなるものなのです。
これが、人間の意識が変わっていく上で、いちばん大切です。
カリスマになりたいのなら、カリスマのウイルスに感染することです。
ドラキュラになりたければドラキュラにかまれる、それと同じです。
それには、カリスマに出会うことです。
もし身のまわりにカリスマがいなければ、
ウイルスに感染するもう一つの方法として勉強することです。
勉強にもいろいろな方法があります。
たとえば、本はウイルスであり、ワクチンです。
本を読むことで意識が変わるのは、本のウイルスに感染したということです。
ドラキュラに血を吸われて感染するのと同じことなのです。
(この本から)
●プロローグ 1%の努力で差がつく。
●第1章 カリスマがもつ「ウイルス」に感染しよう。
●第2章 カリスマは「距離」の調節がうまい。
●第3章 カリスマは、失敗しても明るい。
●第4章 カリスマは「運の悪いこと」から「テーマ」を見つける。
●第5章 カリスマは「ライフスタイル」を提案する。
●エピローグ カリスマも、ヘコむ。でも、ムカつかない。
(「目次」から) |