【この本は、3人のために書きました。】
(1) やらなければならないことが多すぎて、やりたいことができない人。
(2) やりたいことを、絞り込めない人。
(3) 罪悪感を感じて、やめることができない人。
【何かをやめることで、新しいことが始まる。】
僕は「あなたの元気を奪っていることは、
やめていいですよ」とアドバイスします。
30代は、あれもやらなければ、
これもやらなければということが多いのです。
企業の経営者も、「もっと真剣にやれ」「3倍一生懸命やれ」
「頑張らなくちゃダメじゃないか」と言います。
それでは頑張っている人は疲れます。
目いっぱい頑張っているのです。
これ以上頑張らせたら、余計に疲れてしまいます。
僕が言いたいのは、「これはやめていいですよ」ということです。
やめる力が、変化を生みだします。
何か新しいことを始めてから、やめるのではありません。
何かをやめることによって、新しいことが始まるのです。
変化する力は、やめる力です。
何かをプラスするのではありません。
何かをマイナスする力が、変化を生みだすのです。
今、必要なことは、何かをさらにするこではありません。
もう十分しています。
何かをやめることで、やるべきことが見つかるのです。
【やめることを、決めよう。】
(「はじめに」から)
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はじめに やめることを、決めよう。
●第1章 「他人の評価を気にすること」をやめてみる。
●第2章 「会社に左右される生き方」をやめてみる。
●第3章 「キャリアに縛られること」をやめてみる。
●第4章 「儲けようと考えること」をやめてみる。
(「目次」から)
※この本は、成美文庫のために書き下ろされたものです。
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