【この本は、3人のために書きました。】
(1) 練習ではうまくいくのに、本番に弱い人。
(2) 予定外の展開になった時、あたふたしてしまう人。
(3) チャンスが来た時、ドキドキして逃す人。
【反省して、忘れる。】
メンタルで大切なのは、失敗から多くのものを学び、
なおかつ、その失敗を忘れられることです。
お医者さんは、助けようと思って頑張っても
助けられないことがあります。
自分が執刀した患者さんが亡くなったからといって、
「今日は落ち込んでいるので休ませてもらいます」と言っていたら、
今日助かる患者さんを助けられなくなります。
昨日執刀した患者さんが亡くなっても、
今日の患者さんに向かっていくのが、
お医者さんです。
悪い結果をフラッシュバックしているようでは、
お医者さんとして、やっていけないのです。
冷たいくらい昨日のことは忘れて、
今日のことに向かっていくのです。
本番力も本気も、今、ココです。
「今・ココ・私」を、精いっぱいやることが大切なのです。
(「プロローグ」から)
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プロローグ 反省して、忘れる。
●第1章 あなたのメンタルは、強くできる。
●第2章 メンタルの基礎力を、高める。
●第3章 こうして、本番で成功する。
●第4章 メンタルが強い理由は、これだ。
●第5章 だからあの人のメンタルは強い。
エピローグ ムリなくできることをやる。
(「目次」から)
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