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●ビジネス

こんな上司に叱られたい。

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著者 中谷彰宏
出版社 ダイヤモンド社
価格 1400円+税
発行年月日 2007年6月7日
商品コード ISBN978-4-478-00145-5

解説文

【この本は、3人のために書きました】

(1) 部下を叱るのが苦手で、叱れない上司。
(2) 上司に叱られて、落ち込んでいる部下。
(3) 部下を叱れる上司を育てたい経営者。

【叱っても、部下がついてくる上司になる。】

部下は上司を、

(1)こんな上司に叱られたい
(2)こんな上司には叱られたくない

という2通りのタイプに分類しています。

「どういう叱り方をすると、部下は素直に言うことを聞くのですか」
と質問をする人がいます。

結局はその上司を尊敬し、信頼できて、共感できていれば、
叱り方の言葉づかいは関係ありません。

これは、「どういうふうにくどけば、女性にモテるんですか」
という質問と同じです。

自分に魅力があれば、どのような話し方をしても大丈夫なのです。

なぜなら、言葉というのは、その人の生きざまから出てくるものがあります。

一生懸命生きている人が、思いやりのない言葉で叱ることはないからです。

部下は、叱ってくれる人を一生懸命探しています。

「叱られたい」という気持ちが部下の中にはあるのです。

そして、叱った人をますます好きになるという現象があります。

「叱るよりほめよう」という考え方は間違いではありません。

しかし、叱っても部下がついてくるようなリーダーになることのほうが
大切なのです。

【部下を叱ることで、叱り方を覚えていこう。】

(「まえがき」から)

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