【この本は、3人のために書きました】
(1) 仕事の現場で、実践的に使えるマナーを身につけたい人。
(2) マナーで差をつけて、チャンスをつかみたい人。
(3) 部下やスタッフに、実践的なマナーを身につけさせたいリーダー。
【攻めるために、マナーを身につける。】
マナーには、
(1)守りのマナー
(2)攻めのマナー
の2通りがあります。
新人研修ではよく、おじぎの角度は何度とか、
お得意先とタクシーに乗る時やエレベーターに乗る時の順番、
個室の料亭や中華料理の席ではここが上座、など習います。
これは「守りのマナー」です。
実践で役立つのは「攻めのマナー」です。
机上のマナーだけではなく、実践的なマナーです。
でも、そういうマナーを教えているマナーの本は少ない。
それは、その場その場において臨機応変に対応しなければいけないので
なかなか本に書けないからです。
私が新人の時に先輩や上司から教わったこと、
失敗しながら覚えてきたことは、「攻めのマナー」です。
これは実践的で、仕事においてより重要なものです。
おじぎの角度、名刺の出し方を覚えたからといって、
それだけでは、決して仕事はできないのです。
【攻めのマナーを身につける。】
(「まえがき」から) |