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●面接の達人シリーズ

面接の達人 2011 面接・エントリーシート 問題集男子編

Amazon.co.jpで購入
著者 中谷彰宏
出版社 ダイヤモンド社
価格 1200円+税
発行年月日 2009年11月6日
商品コード ISBN978-4-478-01012-9

解説文

【自分の面接を、自分で、チェックできる人だけが通る。】

メンタツを読んでいる人は、景気に左右されない。

景気が悪くなって、採用人数が少なくなっていても、
「通る人」になるために「メンタツ」は作られている。

景気がよくなったから通る人、
景気が悪くなると通る人は、確かにいる。

そういう人になってはいけないということだ。

景気の影響を受けないで通る人は、
「メンタツ」で気づきを得た人なのだ。

1社回るごとに面接がうまくなる人がいる。

そういう人は、
無名校で成績が悪いというハンデを背負っていたとしても、
最初のうちは落ちていたとしても、ぐんぐん通るようになり、
最終的には第1志望の会社に内定する。

それとは反対に、
いくら回っても、面接が上達しない人がいる。

そういう人は、いくらいい大学で成績が良くても、
結局、どこの会社も受からない。

ではどうすれば、面接がうまくなるのか?

自分が話した内容について、自分でチェックし、
自己分析できる指針を持つことだ。

毎年行っている面達塾では、
びしびし悪いところを指摘することができるが、
毎日君のそばにいることはできない。

なぜ面接で実力を発揮できなかったか聞くと、
「あがってしまったから」という人が多い。

本当はあがったからではない。

あがっていなくても言えなかったのだ。

にもかかわらず、
「あがってしまったから言えなかったに違いない。
あがらなかったら、もっとすらすら言えたはずだ」
と自分を慰めている人は、
いつまでたっても面接はうまくならない。

「今の面接は自己採点で何点くらい?」と聞くと、
「50点くらい」と言う。

「何がマイナス50点分言えなかったの?」と聞くと、
「…………」
答えられない。

「じゃあ、何が50点分言えたの?」と聞くと、
「…………」
また答えられない。

つまり、なんとなくなのだ。

自分の面接を自己採点して、
「なんとなく」と言ってるうちは、決して上達しない。

(1) 何が言えなかったのか?

(2) どうして言えなかったのか?

(3) ではどうすれば言えるようになるか?

という考え方で、自己分析していくのだ。

君たちは、自己分析が甘過ぎる。

自分を甘やかしているうちは、いつまでたっても上達しない。

面接において50点などありえないのだ。

落ちるか通るか、0点か100点かしかない。

『面接の達人 面接・エントリーシート問題集』は、
自己分析できるようにポイントを示した。

『メンタツ』を読んで、
人気企業に入った君たちの多くの先輩に、
実際に本番で答えにくかった質問をリストアップしてもらった。

そうして集まった質問を、

(1) どこでも必ず聞かれる質問

(2) 業界別で必ず聞かれる質問

(3) 困らせる質問

(4) 時事問題に関する質問

の4つに大きく分け、
さらにそれぞれを細かく分類して
約200問の質問を取り上げた。

その1つ1つについて、
実際に模擬面接を行い、

(1) どういう答えが落ちるか

(2) どういうふうに直せば通るのか

(3) 質問の本当の意味は何なのか

というアドバイスをしながら添削したのが、
本書である。

それぞれの質問に対して、
まず実際に本番の面接だと思って、
150字(話せば30秒分)で書いてみて、
それから例文と見比べてほしい。

友達と就職対策のグループをつくって、
友達の答案と読み比べてみてもいい。

時間がないときは、
質問と例文と鉄則を見るだけでもいい。

面接会場で聞かれる質問の99%は、
ここに挙げられた質問と、
そのバリエーションだ。

(「2011年版によせて」から)


第1部●どこでも必ず聞かれる質問で通る人 落ちる人

第2部●業界別 必ず聞かれる質問で通る人 落ちる人

第3部●困らせる質問で通る人 落ちる人

第4部●時事問題に関する質問で通る人 落ちる人

(「目次」から)

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