【男子よりも女子の方が激戦だ】
大学だけでなく、
会社の中でもいまや若手は女子の方が元気がある。
ということは、
面接でいうと女子のレベルがあがっていて、
女子の方が激戦だ。
男女比はある程度決まっているので、
女子枠の方が、かなりきつくなってきている。
男子だったらこのレベルで通るけど、
女子だと通らなくなっているというのが現実だ。
今まで女子は、男子との戦いだったけれど、
今は、女子同士のレベルの高い戦いになってきているのだ。
とてつもなく元気で優秀な人たちと戦わなければいけない。
だからこそしっかり準備しないといけない。
【「女の子だからできない」は許されない。「君が」できるかできないかだけだ。】
では、就職を控えた女子学生の3大疑問に答えよう。
<第1の疑問>
「女子の面接は、男子とはポイントが違うのですか?」
結論から言えば、女子の面接は、男子より難しいということだ。
女子にしか聞かれない質問があるからだ。
女性の採用枠は増えている。
けれど、受かる人は複数受かり、
受からない人は1社も受からない。
つまり、一生懸命就職活動をしている人は
たくさんの会社から内定をもらい、
ただ大変大変と騒いで何もしない人は、
1つも内定がもらえないという事態になったのだ。
女子の就職戦線は、
通った人と落ちた人とで、
差が大きく開いたということになるのだ。
<第2の質問>
「女子は、やっぱり愛想でしょうか?」
にこにこ笑ってればよかったのは、大昔の話だ。
今までは癒し系でも通っていたけれど、
マスコットガール的なスマイルだけでは面接は通用しなくなってきている。
女性はエントリーシートや筆記試験で落ちることは少ない。
まじめに書き、きちんと対策のための勉強をするからだ。
だが、1次面接でたくさん落ちる。
企業側は、働き続ける気があるのかという覚悟を、
面接の場で判断するからだ。
面接の練習がいかに大事かということだ。
<第3の質問>
「女子は、結局、学校の成績ではないのですか?」
確かに学校の成績は、単にどれだけ真面目で実直かという目安にはなる。
では学校の成績が良くなかった人はチャンスはないのだろうか。
実際には、学校の成績だけで内定が決まるほど現実は甘くない。
筆記試験もクリアしなければならないが、筆記試験だけでは内定は出ない。
むしろ、人間の能力・魅力・やる気、すなわち面接が勝負になる。
本番で、なぜ実力を発揮できないか。
それは、何を聞かれるかわからなくて不安だからだ。
(「2011年版によせて」から)
第1部●どこでも必ず聞かれる質問で通る人 落ちる人
第2部●業界別 必ず聞かれる質問で通る人 落ちる人
第3部●困らせる質問で通る人 落ちる人
第4部●女性が必ず聞かれる質問で通る人 落ちる人
第5部●時事問題に関する質問で通る人 落ちる人
(「目次」から) |