【この本は、3人のために書きました。】
(1) やりたくない仕事ばかりで、やる気が出ない25歳までの人。
(2) もう25歳をすぎているけど、やり直したい人。
(3) 25歳までの部下をどう育てればいいか、迷っている人。
【イヤイヤしていると、誰も仕事を頼んでくれなくなる。】
25歳までに何が分かれるかというと、
その後、「仕事を頼まれる人」になるか
「仕事を頼まれなくなる人」になるかということです。
25歳までというのは、大量の仕事を頼まれる時代です。
その大量の仕事というのは、ほとんどがどちらかというと、
雑用のような仕事です。
一見面白くない仕事、
誰がやってもかわりばえのしないような仕事です。
本来は、会社に入ってそんな仕事をやろうと
思っていなかったような仕事です。
こんな自分ばっかりの雑用のような仕事を頼まれて、
損をしていると思うかもしれない。
けれども、実はこの時期に2通りの人間に分かれていくのです。
その後、「一生仕事を頼まれる人」と
「誰も仕事を頼んでくれなくなる人」に分かれるということなのです。
上司は部下に仕事を頼んだときに、
「こいつに頼むとダメだ」と思ってしまうと、
仕事を頼まなくなっていくのです。
仕事が大量にあり続けるということはありません。
イヤイヤその仕事をやっていると、
仕事がぱったり来なくなる。
適度に来なくなるのではありません。
ぱったり来なくなるのです。
上司が部下に仕事を頼んだときに、
イヤイヤやられてしまうと、頼みにくくなります。
その部下に頼んだときに雑な仕事が返ってきたら、
もう次の仕事は頼めなくなってしまうのです。
【仕事を頼まれる人になろう。】
(「まえがき」から)
*
まえがき イヤイヤしていると、誰も仕事を頼んでくれなくなる。
●第一章 25歳までに身につけておきたい仕事の習慣
●第二章 20代でチャンスをつかむ人チャンスをつかめない人
●第三章 25歳までに何をしなければいけないか
あとがき ガッチリ基礎ができている人が、結局は伸びていく。 |