【この本は、3人のために書きました。】
(1) 自分では面白いと思う話が、うまく伝わらない人。
(2) 面白いネタをどうやって探せばいいか、見つからない人。
(3) 面白くない話を面白く聞く、聞き上手になりたい人。
【笑いより、驚きが、最高のリアクションだ。】
一緒に話していて楽しいと感じるのは、
話の中に驚きがあるということです。
「面白い」というのは、笑い話をしたり、
ギャグを言うことではありません。
「驚き」が喜怒哀楽の原点なのです。
驚きには、
(1) 話し手が驚く
(2) 聞き手が驚く
(3) 話し手と聞き手が驚きを共有する
という3つがあります。
話し手が驚きながら話している話は、面白い。
話し手に、「当然こんなことはみんな知っているでしょう」
「当たり前です」「常識です」という形で話されると、
聞き手は上から目線で教えられている気がして
楽しくありません。
聞き手が、「なるほど、勉強になります」と納得していても
驚いてくれないと、話し手としても盛り上がれません。
話し手が驚きながら話しているのに、
聞き手に「それで?」と言われてしまうと、楽しくありません。
話し手が驚きながら話し、聞き手が驚きながら聞く。
その驚きを共有することで、
話が面白くなり楽しくなるのです。
【笑うより、驚こう。】
(「まえがき」から)
*
まえがき 笑いより、驚きが、最高のリアクションだ。
●第一章 驚きのある話は楽しい
●第二章 なぜあの人は小さなことに驚けるのか
●第三章 会話の楽しい人 会話の楽しくない人
●第四章 なぜあの人の話は記憶に残るのか
●第五章 話を楽しくする裏ワザ
あとがき 人生を共有し、味わい尽くす。
(「目次」から)
|