【女に積極的にされて、引いてはいけない。】
余裕があるのは女のほうです。
いい女は、余裕があります。
いい女は、今までさんざん口説かれているので、たまには口説いてみたくなるのです。
受け身の楽しみ方がわかってくると、こんどは能動的な楽しみ方をしてみたくなります。
能動的な楽しみ方を体験すると、こんど受け身になった時に、その楽しみ方が、
より深くわかるようになります。
これは恋愛に限らず、すべてのスポーツ、習い事にも当てはまります。
ちょっと前までは、男が「今日、泊まってく?」「エッチしよう」と誘うと、
女はかたくなに拒否したものでした。
断られた男は、そこでもう引いていました。
相手が大人の女の場合には、女性のほうが積極的で、
男が引くというパターンもありました。
でも、最近は違ってきています。
若い女性が積極的になって、男が引く例が多くなっているのです。
女にも、口説く楽しみと、口説かれる楽しみの両方があるべきです。
引く男は、男が口説くものと思い込んでいます。
主導権を持てないことを嫌って、引いてしまう男は情けないです。
大切なのは、楽しんでもらうことです。
男も、口説かれる楽しみを味わうことです。
男が口説き、女は口説かれるものという役割分担をしてしまう人は、
こういう場に追い込まれたことがないので、シミュレーションができません。
攻めには強いけど守りには弱いという人は、ここで引いてしまうのです。
【女から口説く喜びを、教えてあげよう。】
(「まえがき」から)
●第1章 デキる男は、相手の欲しいものを提供できる。
●第2章 デキる男は、人生の楽しみ方を知っている。
●第3章 デキる男は、自分だけの快感を追求しない。
●第4章 デキる男は、目の前の一人に集中する。
●第5章 デキる男は、ちょっとした手間を惜しまない。
●第6章 デキる男は、男らしさで勝負しない。
●第7章 デキる男は、「いけないこと」に挑戦する。
●第8章 デキる男は、いい女に遊ばれるのが本望。
(「目次」から)
※この本は、2003年5月に刊行された単行本を文庫化したものです。
|