【部活と勉強と家の手伝いと、
忙しいほうが、集中できる。】
中学生は、部活があり、勉強があり、
家の手伝いがあり、とにかく忙しいです。
その時に、家の手伝いは、なしにしてもらうとか、
部活をやめるとか、何かを断念することを考える必要は
ありません。
忙しいのは、ラッキーなことです。
学校から家が遠いのも、親に「手伝いをやれ」と言われるのも、
ラッキーなのです。
親が気をつかって「家の手伝いをしなくていいよ」と言うのは、
マイナスです。
「そんな時間があったら単語の1つでも覚えなさい」
と言う人がいます。
忙しくて追い詰められたほうが、
人間は集中力がバッと出ます。
ヒマになるとできないのです。
試験の前の日に、
なぜか本を読みたくなったりします。
「今やってはいけないけど、ちょっとだけ」
と思いながら、分厚い本もグーッと集中して読めてしまうのです。
ふだん掃除の嫌いな人間が、
試験の前日に掃除を始めたりします。
それは、追い詰められていることが影響しています。
忙しいのは、勉強するには有利でラッキー、
と考えればいいのです。
(「まえがき」から)
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まえがき 部活と勉強と家の手伝いと、忙しいほうが、集中できる。
●第1章 勉強部でやってみよう。
●第2章 経験と出会いをふやそう。
●第3章 ワンステップ大人になるには?
あとがき 悩んでもいい。悩んでいることには、悩まない。
(「もくじ」から)
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